マーチンゲール法
ペイアウトが2倍のギャンブルで、勝つまで倍賭けしていくというギャンブラーならだれもが思いつく攻略法です。
1ドル賭けて負けたら次2ドル、負けたら次4ドル、負けたら次8ドル・・・
1回勝てば最初の賭け金1ドルが利益になります。
ちなみに、この攻略法に毎回+1ドル追加していくベット戦略をグランマーチンゲール法といいます。
グランマーチンゲール法だと5回目に当たれば+5ドル、6回目に当てれば+6ドルになります。
画期的に思えるかもしれませんが、これらの攻略法はおすすめしません。
ペイアウト2倍のギャンブルは勝率が約1/2です。
1/2が10回連続ではずれる確率は1/512で約0.2%ですが、ずっとやってれば結構現れます。
1ドルからスタートして10回目の賭け金が512ドル、累計1023ドル賭けることになります。
テーブルにはMAXBETが決められているので、現実的にこの攻略法は長く続けられないようになっています。
それに、1ドルを得ようとして1000ドル失うなんてバカげてますよね。
みんな最初はこの攻略法で稼げて調子に乗るんですが、結局はみんな破産します。
コツコツドカンの典型ですね。
この攻略法の使いどころは、見できて10回連続同じ1/2が出たときです。
見(ケン)とは賭けないで結果を見ることです。
10回連続Aが出たら、B(逆張り)にマーチンゲールをスタートする。
もしくは、A・B・A・Bと交互に10回続いたら前回と同じ方(順張り)にマーチンゲールをスタートする。
という感じです。
ちなみに1/2が20回連続ではずれる確率は1/524,288で約0.0002%です。
あまりチャンスはありませんが、破産リスクはかなり低いので使うならこの2パターンが出たときだけにした方が良いです。
これは経験から言えることです。
とまあ、マーチンゲールの攻略法を紹介しましたが、
ルーレットやバカラなどのゲームは独立事象なので、過去の結果は次のゲームに影響しません。
つまり、はずれ続けたからといって次に逆の目の確率が上がるわけではありません。
つねに約1/2です。
そのことは心得ておきましょう。
マーチンゲール法を推してる人は本当に確率というものを理解しているのか疑問です。
マーチンゲール法を使うときは十分気をつけてください。